世界の情勢はどうなるのか 混乱の中で日本は

日本でのマクロ経済の旗手と言っても良いのではないかと思えるのは、嘉悦大学高橋洋一教授ですが、その論考には、マクロ経済の考え方から、非常に切り口の鋭い視点がうかがえます。

高橋教授は、早くから消費税8%の導入に、様々な資料などを駆使して、反対してきました。
それに対して、政府財務省は、御用学者、御用エコノミスト、御用マスコミなどを操って、結局、消費税上げを実施し、現在に至っています。
そして、また、ここへきて消費税10%へと動いていますが、はたして、そのまま、消費税10%導入に突き進んで良いのでしようか。
御用学者の多くが、消費税8%導入の影響は軽微とか、証言していましたね。

このところ、現在は2015年11月ですが日本のGDPは、下降の一途で、マイナスとなっています。
どうやら、日本の財務省の役人は、「反日日本人」らしいということが、見えてきましたね。
結局、彼らは、「省利、省益」のみのために仕事をしているのでしょうが、政府の役人が、日本全体のために働かないで、どうしようというのでしょうかね。

どこから、日本を貶めようという、そんな情熱が沸いてくるのでしょうか。

さて、ついさきごろ、フランスで、イスラム国によるテロが行われ、百数十人の死者を出すとともに、数百人の重軽傷者を出す被害が発生しました。
なにか、世界は、間違っている、という感じに進んでいるように見えます。
日本人自身が、最近は、おかしくなっている部分が散見されるようになりましたね。

例えば、東芝という企業の「粉飾決算」の問題。旭化成の直系子会社のマンションのくい打ち工事におけるデータ改ざんの問題。
特に企業における「コンプライアンス」の問題。
私自身も、ある企業の一員として、以前から、日本はおかしくなっていると感じることが多かったのですが、なにゆえに「企業のコンプライアンス」が問題になってきたのだろうか。ということです。

企業のコンプライアンスと言えば、「企業内で法令順守すること。あるいは、企業内の内規に従うこと」などと理解して良いのでしよう。
しかし、人生経験の長い私からすれば、(団塊の世代の端くれに位置する)何なのだと思うのですね。
なぜ、そんなことをまるで、新しく発見したことのように、大げさに扱うのか。法令や社内の内規に従うのは、当たり前のことであり、常識じゃないかと。

ところが、従わないで、平気で、勝手に自己流の法令に従っている若者が多くなったということなのでしょうか。

イスラム国の問題も、日本の企業コンプライアンスの問題も、私には「同根の問題」に思えます。
それは、正しい「仏の御心」「神の御心」が失われて、なにが正しいのか、何を信じれば良いのかが分からなくなっている時代になっているということなのではないでしょうか。そういう意味では、財務省の役人も「同根」でしょう。

仏神は、人類すべてが、愛し合い、信じあい。睦みあい、助け合いながら、地球全体として、発展していってほしい、と願われているに違いないと考えます。
結局、テロに走ったり、会社のコンプライアンスに違反したり、日本全体の繁栄を考えずに、省利・省益に走るのも、目先の「個の利益」「自我の優先」に、他ならないということだと思うのです。
仏陀が、「末法の世」を予言したのは、まさに現代のこのような時代のことを指していたのではないか。
しかし、まさに、そこにこそ。この時代に光をかがげる存在、ハッピーサイエンスが、宝石のような輝きとして、見えてくるのでしょう。