巨大悪の時代

巨大悪の時代と見出しに書いたが、まさに巨大悪が世の中に跋扈しているにもかかわらず、日本の国民が、そこまで感じている方は、少ないのではないか。

一体、何が巨大悪なのか、分かっていないこと,その物が巨大悪の巨大悪たる所以なのではないか。
たとえて言えば、象の背中に乗っている蟻は、それが象だと認識できないで、平気で日常生活を送っているように、私たちの生活そのものが、巨大悪の中に組み込まれてしまっている。
この状態を客観的に見て、「今我々は巨大悪の中に居る」と認識するのは、結構むずかしいのだろう。

その、巨大悪とは何なのか。何が悪なのか。例えば、その第一、
「政治の世界」
一千百兆円の財政赤字がある。これは、だれが、何の意図をもって作ったのか。
これは、「原因は何なのか」

これは、政権与党である「自由民主党」が国債を発行して、巨額の債務を重ねながら、「毎年の予算だから」と言って国民に「合法的な賄賂」をばらまき続けた結果であることは、間違いない。一方、国民は毎年、赤字予算なのに、よく金が出せるもんだ、とは思いながら、無批判にその「バラまかれた賄賂を受け取り続けた」という小さな悪の片棒を担がされてきた。
その結果としての巨額の赤字には違いはないのだ。

ただし、この間、政府官僚たちは、この状態こそ官僚には、願ってもない状況だと、共同作業として、バラマキをあおり続けたという、黒幕のような悪がある。
また、本来は社会の木鐸として、オピニオンリーダーとして、赤字垂れ流しで、バラマキによって、命運を保ってきた、政権党、あるいは、その同じ穴のムジナである野党に対しても、正しく政治の道筋を示すべき「巨大マスコミ」は、なんの道筋を示すことなく、巨大悪の時代の片棒を担がされてきたというおそまつさ。さらには「増税の片棒さえ積極的に担ぐ」お粗末さ。

これらに対抗して、生まれてきた、本当の改革政党としての「幸福実現党」をわけも分からず、その政策の正しさを知りながら、報道しないようにしてきたという「愚かさ」「見識のなさ」は目を覆うばかり。

まさに神のお考えを分からない、先見の明のない無明のマスコミであるとしか言いようがない。もちろん、視聴率のみしか「判断基準」を持たぬのだから、期待しても無駄か。

この他にも巨大悪は、今の日本に満ち溢れている。

神々が天変地異、異常気象、地震、火山の噴火、津波、台風、熱暑、寒波、雷、竜巻とあらるる警告を発しても、それを「神々の警告だ」と素直に思えないほど日本人は思い上がってしまっているのだろうか。
このままでは、さらなる天変地異は続きかねないことを知って欲しい。