マスコミはなぜ自分自身の自殺に向かって突っ走っているのだろうか?

最近の大手新聞社、あるいは、大手テレビ局を見ていて、なぜ、日本のマスコミは、自殺、つまりマスコミ自身の自殺に向かって、ひたすら突っ走っているのだろうか。と深く深く、考えてしまいます。
それは、何故かをこれから考えてみたいと思います。

たとえば、大新聞は、消費税に賛成の論調を張っていますが、ここで、何度か、繰り返したと思いますが、「消費税を増税をしたら、自分達も困るはず」です。
そもそも消費税の増税によって、「決して景気は回復しない」ということは、分かっているにもかかわらずですよ。

その裏を見ると、結局、新聞社は、財務省から「免税特例措置」をもらっているのですね。だから、一面では、「消費税を上げられても、自分達には関係ない」と思っているのでしょう。一方では、「税金の査察にいつでも入りますよ、税金なんて精査すれば、申告漏れなんて、いくらでも発見できますよ」と脅され、飴と鞭の両方で、官僚の方から脅されているのですね。実際、この3月ですか、●●新聞が入られて、税金の申告漏れを指摘され、そのすぐ後で、「消費税増税賛成」の御用記事を書いたと言われていますね。

しかし、消費税の導入は、めぐりめぐって、デフレと景気の悪化を招くことは、これまでの3%、そして5%の消費税値上げ以降の景気動向を見れば、明らかなのです。
ということは、マスコミ関係者にとって、消費税の増税は、広告料の激減による、赤字倒産の危機が目前に迫っているということを意味しているのです。自分達の失業さえ、眼前に有るのです。
にも関わらず「目先の飴と鞭(アメとムチ)」によって、官僚の方々に鼻面を引きづり回されているとしたら、延々と続いてきた、マスコミ人としての矜持、誇りはどこへ行ったのでしょうか。
少なくとも在野精神、あるいは社会の木鐸、あるいはオピニオンリーダーというような、「代名詞」はすべて返上していただきたいのです。
昔から、築いてきた、マスコミへの庶民、日本人の信頼を裏切ったことに、頭を丸めて、「ごめんなさい、お返しさせていただきます」と宣言して、いただきたいのですね。マスコミ人の先輩方に、平身低頭、涙を流して謝っていただきたいのです。

そもそも、今のマスコミには自浄能力が無いと謂うこと、国民のほとんどの方が知るようになっています。
このままでは「路頭に迷うのはマスコミ人自身なのだ」ということを早く知っていただきたいですね。